済南より、反日もひとまず終息?CM?韓国企業の勢い、工場は人手不足?(48)

画像(写真:趵突泉 済南で有名な泉、今年は水量が多いとのこと:柳沼撮影)12月も中旬になろうとしているが、反日運動の声はなく、とりあえずは終息をむかえたようである。またいつ起こるか分からないが。CCTVでは12月1日からトヨタ・キャノン・ホンダのCMもながれるようになった。反日から11月30日までいっさい日系企業のCMはみられなかったが、そういえば中国のCMで面白いのがある。今でもながれているが、中国のスポーツメーカーが、バスケットシューズ?のCMで相撲の?のかっこうをした人物と欧米人?の方を土俵から1対1でバスケットをさせ、相撲が負けるというCMをながしている。ちょうど反日運動の時から見られるようになったが、製作者の意図は、まぁ、分かるが、公平的にみても作品的には・・・・・か。
学生は日本のCMもアニメ・ドラマ同様に面白いという。
たしかに、日本のCMは単調なものはあるが、深いものは深い。芸術を感じさせてくれる作品も多分にある。東京で教えていた頃、「日本にCMの勉強にきた」と言っていた韓国の留学生もいた。テレビで世界の国々のCMをみたが、日本のCMは欧米にも負けていない。一日本語教師の感想であるが。
 さて、この中国の「日本の相撲らしい人物?」を出したCMだが、小生はどうでもいいことだが、見る人によってはムムムだろう。土俵の上をバスケットシューズで、いわゆる土足でいるわけだから。相撲協会はこのCMご存じかな。相撲は、まだ、国技と思っている方々もおられるだろうが、中国の日本文化の本にも、だいたい相撲は日本の国技として紹介されている。日本でも国技かどうかいろいろ話題になったが、小生も調べたが、結果法律上は国技ではない。表現的には「国技といわれている」が正しい。野球もその点「国技に近いものといわれている」になるか、「桜」も法律上は国花ではないし、確かに、もし「桜」が国花であれば「菊」はどうなるのかということになる。菊の存在も日本国にとっては不可欠。ただ鳥のキジは国鳥として指定されていた。画像(写真:趵突泉観光客が多い:柳沼撮影)
 相撲に関しては、確かに古代から行われてきたのは間違いがない。神事(神に捧げる行事)だったということだ。ただ現在では残念ながら、八百長事件も事実となり、横綱は外人の方、相撲ファンの人には申し訳ないが、「国技といわれている」という言葉もつかえないのではないか。国技といわれるものは国民から愛されていなければならないと思うし、お金で負けてくれというのは、スポーツ精神にも反している。もともと国技館で行われているので、国技という話しもあるが、「興行」という名前からしても、プロレスまでとも言わないが、ショー的(見せるための)要素が多分に含んでいる。八百長事件があってから、国民の考え方は人それぞれだろう。プロ野球にも野球賭博に加担した選手が処分された時代があったわけだから、現在プロ野球も人気が低迷しているといわれ、テレビ放送も減っている。だが、まだまだ野球人気は根強いものがあるのは事実。しかしながら相撲は今年の新弟子検査は1人ということだ。相撲人気、千代の富士・高見山・曙・小錦。若貴時代は、相撲に関心のない小生もよく見ていた。朝青竜もヒール(プロレスの悪役という言葉だが)のイメージでわりとおもしろかったか。現在、両横綱はモンゴルの方、どうなっていくのか、外人力士に頼らざるを得ない現状だし・・・そういえば、外人力士の覚せい剤?疑惑事件もあったか、こうなると「国技」という以前の問題であろう。野球やサッカーのような華やかさもなく、日本人の若者は太るということにも嫌悪感がある。ただ個人的には相撲という名前は残していってほしいと思う。日本人力士の奮闘を期待したい。
 話をかえて、先日スポーツチャンネルで中国国外(アラブあたり)で行われているサッカーをみていたが、U19だったか、スポンサーは日本企業の名前がほとんどだった。広州で行われていたサッカーも、スポンサーが東芝であったし、経済が停滞しているといわれながらのスポンサー契約、日本の会社は落ち込んでいないという証しだろう。ただ日本の有名家電は多額の赤字をだしたと新聞等(インターネット記事)をにぎわせていたが、東芝はスポンサーになるほどまだ余裕があるのかという感じだ。たぶんスポンサー契約したのが1年前頃なのだろう。他にはパナソニック・ソニー名だたる会社が多額というより巨額の赤字、来期は盛り返すことができるか、気にはなる。記事等によれば、今、韓国製品が伸びているということだが、この中国にいて韓国製品の勢いはヒシヒシと感じている。画像(写真::趵突泉3か所から湧き出ている:柳沼撮影)
 中国の地元の大型スーパーでは韓国製品・欧米製品・中国製品。特にサムスン・LG、の名前をよくみる。もちろんハイアール・レノボ等中国製品もある。残念ながら日本製品はみあたらなかった。反日の影響か、もともと中国のスーパーとは契約できなかったのか分からないが。日本の食料品・雑貨商品については・昨日たまたま買い物に行ってみたが、済南のカルフール(フランス系)には日本の100円ショップで扱っているような商品が若干おいてあって、従来から売れ残っているのか、そのコーナーはまだある。恒隆広場の3階にある輸入品ショップは反日は関係なく、日本商品は問題なくおかれている。
 たしかにいいものは買う。炊飯器は日本製がいいという評判はよく聞く。韓国経済も低迷していると聞かれているが、勢いがあるのは韓国企業というよりもサムスン・LG・現代だけか?学生に聞いたら、「先生には悪いけれど中国と韓国の関係は悪くはない」との声。こないだテレビをみていたらサムスンを日本の企業だと思っていた人たちがいた。笑えるようで笑えない。それほどにいい製品をつくってきているという証明だろう。この韓国ブームといっていいのか、中国のテレビで公に韓国ドラマを放送しているところにもある。日本でも韓国ドラマブームはあった。失礼、今もあるか。ただ、現在は韓国も反日ということで日本のテレビ局は韓国ドラマを自粛している。中国もかつての日本同様に、いわゆる奥様族・女性の方々に高い評価を得ている。この世代の声はかなり影響がある。日本をあきらめて、韓国へ旅行に行く観光客もうなぎ昇りに増えているという。山東省が韓国から近いせいかどうか分からないが、韓国の方がとても多い。もちろん留学生もだが。
 小生が書くまでもなく、家電関係の方たちは十二分に現状を分析しているのであろう。日本製品が世界の舞台から退いていくのか、そんな光景はみたくないが、一日本人としてはやく立て直していってほしい。パナソニックは二期続けての赤字で1兆5千~6千億ぐらいか、汐留の自社ビルを売却するとのことだ。そこまでになってしまったというのは、やはり経営者の責任ということになる。あぐらをかいていたわけではないだろうが、先をみる目がなかった。この1点だ。まだ最悪のケースにはない?のかもしれないが、日産・JALのようにはならないでほしい。松下という名前は生まれた時からそばにあった。今でも覚えているあの四角い白黒テレビ、時代は最新の電化製品であふれているが、人の心は昔の思い出が残る。奮起を期待したい。家電はシャープの再建が今後の日本家電業界の位置づけを決定するともいわれている。今後の動向が気になるところである。(現場の苦労は並大抵ではないだろう。ただ結果的に悪ければどう酷評されてもしかたがない。世の常で一般論である)
 今、山東大学で教えているが、前期の小生の評価もやはり気になるところである。自分なりに教案を考え誠意をもって教えてきた。4年生に教えた日本語概論はしかたがない、材料は問題ないはずだが、ん・・・・。この大学では日本語教師というよりは日本語講師ということになるか、講義以外に柳沼ゼミ(参加者は希望者、ごく少人数:もちろん大学側からは一銭もお金はもらっていない。無料。会話が主・ビジネス・ディスカッション等)も4年生を対象にし、2年生も一人いるが話をしてきた。ところでこの学生たちだが、卒業後どうするのかといえば、公務員・日本(日系)の大会社・日本語がつかえる中国の大会社・中国の大学院に進学・海外へ留学(日本の大学院、欧の大学院)この選択である。両親からは大学院に行きなさいといわれている学生が多いみたいだ。就職がきびしいという現実的な問題がある。工場に働くワーカーにはなりたくはない。給仕的な仕事にも就きたくない。中国ではレベルが高い大学であるから、進路もそれなりのところでないと本人ばかりでなく、両親も許さないのかもしれない。画像(写真:七十二名泉の一つ、漱玉泉同じ公園にある、底がみえる:柳沼撮影)
工場員は人手不足で、ロボットをいれていくという話しも聞かれている。すでに。ナイキ・アディダスの工場は撤退している。中国会社の工場が東南アジアに拠点をかまえるぐらいであるから、世界の工場といわれた中国も陰りがみえているのは事実だ。過去の歴史からいっても、イギリスの産業革命から始まり、アメリカへ、そして日本へ、現在は中国と経済の基本的なながれということだろう。ただ、英・米・日この3国は自国の工場であったから、いや、あるから、中国の外資系工場との違い、この違いがどう影響していくのか、関心はある。
 下記文記事引用
清華大学の調査によると、1960~70年代生まれの農民工の1社での平均勤続期間は4.2年間だった。だが80年代生まれは1.5年間、90年代生まれは0.9年間だ。鴻海の人事担当者は「若い農民工ほどきつい労働に我慢できない」と分析する。「いつも人手不足だ」。鴻海幹部は打ち明ける。採用担当者は中国各地を行脚し、地方政府や専門学校で採用活動を連日続ける。2012年の基本給は2200元(約2万9000円)と5年前の4倍近いが、労働者は集まらない。トップの郭台銘氏が「100万台のロボットを導入して人間と置き換える」と語るほど深刻だ。移り気な労働者をつなぎ留めるため給与は右肩上がりで上昇する。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、深セン市の基本給はベトナムの3倍近い。ミャンマーと比べると約5倍だ。
近年、経済学者の話題は中国が「ルイスの転換点」に達したかどうか。英国の学者アーサー・ルイスが示す考え方で、農村から都市への労働力の供給が底をつき、人手不足に陥る状態を指す。統計は転換点を印象づける。中国の求人倍率は10年1~3月期に1倍を超え、人手不足に転じた。成長率が政府目標(7.5%)を下回った今年7~9月期でも1.05倍と高止まりした。工場労働者やトラック運転手の不足が目立ち、内陸部も倍率は1倍を超す。


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